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SST 『 愚痴や悪口を言うと早死にするらしい 』

  • 執筆者の写真: moshimoshisapporo
    moshimoshisapporo
  • 2022年11月22日
  • 読了時間: 4分

今日1日、1回も鏡を見てないっていう人はいますか?

みんなは、毎朝鏡を見て服装や髪型なんかを確認します。

これは、みんなの『人から良く思われたい、尊敬されたい』という気持ちから生まれる行動です。

この気持ちは、誰しもが持っています。

では、『人から良く思われていない(あの人私のこと嫌いなのかも)、バカにされている』と感じた時、みんなはどんな行動をするでしょう?


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【 みんなでドッヂボール編 】

楽しくドッヂボールって思ってたけど、なんか私ばっかり狙われてる⁇

松本 「ねーー聞いて!大庭さんとか松村さんって、意地悪だから私ばっかり狙うんだよ!自分たちが弱いからってズルいよねー!あんなの絶対友達できないよ!大っ嫌い!」


【 集中できない!編 】

この問題難しいのに、みんながうるさくて集中できない!

渡部 「ちょっとーお母さーん!もしもしの大庭さんと松村さんっていっつもうるさいんだよ!きっと家でも怒られてばっかりだよ!空気読めてないもん!本当ムカつく!」


そうです、人は不満があると、『 愚痴・悪口 』を言ってしまいます。

ドッヂボールで勝てない時、勉強がわからなくてイライラしてる時など、

誰かの所為にして悪口を言うことで、自分の不満を解消しようとしているのです。


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誰かの悪口を言うと、なぜスカッとするのか。

それは科学的に立証されています。

頭の中に、「ドーパミン」という愉快で楽しい気持ちになるホルモンが出てくるからです。

だから、悪口を言うことは基本的に楽しいことなのです。

しかし、このドーパミンはよくばりなホルモン。一度出ると「もっと大きな刺激」を求めるようになります。

つまり、悪口の回数を増やしたり、より過激な悪口を言わないと、楽しい気分になれなくなってしまうのです。



東フィンランド大学の研究結果によると、他人の悪口を言う人は、認知症になる確率が3倍、死亡率が1.4倍も高いことがわかりました。

それはなぜなのか。

実は、悪口を言っている時、脳の中で「コルチゾール」というホルモンが分泌されるからなのです。

コルチゾールというのは、ストレスを感じたときに放出されるホルモン。

ドーパミンが放出されると言ったので快楽を得ていると思いきや、悪口を言っているときは同時にストレスも感じているのです。

1回あった嫌なことが、2回起きているくらい、脳はダメージを感じているのです。

これじゃー死亡率が上がるのもうなづけます。


さぁ、どうですか?

愚痴・悪口は今日からやめたいなという気持ちになってきましたね? ☺︎



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しかし、こういう小さなことこそ、気をつけたり直すのって本当に難しいですよね。

悪口はやめたいけど、やめられない。

それは私たち大人もそうです。

不満が溜まってきたらどうすればいいのか。


ある有名な神様のお話を聞きましょう。


体のともしびは目である。あなたの目が澄んでいるならば全身が明るい。


この「 澄んでいる 」と言う部分、ギリシャ語を直訳すると、「 1つ 」という意味になります。

「 目が1つである 」とは、「 自分だけを見つめる 」ということ。


さぁ、ここで、もう一度鏡の話に戻ります。

鏡を見ると、自分だけが見えます。

昨日ケンカしたアイツのことは見えない。

(自分と相手2つ[double]見ることは、疑い[doubt]が生まれる要因だと考えられています。)


自分とだけ向き合って、自分がどれだけ恵まれているのかを考えるのが鏡です。

家族がいる、ご飯が食べられる、平和な国に住んでいる、健康である、友達がいる

このどれも持っていない人だっています。

貧しい国や戦争をやっている国に比べたら、自分はどれだけ恵まれているか。

それに感謝することが、目を澄ますということだと言うのです。


鏡で自分を見つめたときは、自分を褒めたり、自分が恵まれていることを思い出しましょう。


それが心を平穏に保ち悪口を言わない秘訣なのです。


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今日のお話、とっても深いのですが、内容を詰めすぎて難しかったかも…。

それでも、小さなお友達も最後までちゃんと座ってお話を聞いてくれていました◎


志賀「何か質問がある人?」

子「それって全部、ちゃんとインターネットで調べたんですか?

志賀「…。はい。インターネットです。」


疑われた!笑


インターネットの情報というのも、いささか信用しきれない部分がありますが、

このお話はキリスト教のお話、マタイによる福音書 5章-6章を元に作成しています。

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