SST『 目で伝わること 』
- moshimoshisapporo
- 2022年7月19日
- 読了時間: 2分
みんなは普段、人の目を見ていますか?
「ホラ、ちゃんと目を見て挨拶しなさい。」とか、
「お友達の目を見てお話しましょうね。」って言われてないかな?
目を見て挨拶するのと、目を見ないで挨拶するのとでは、
どう違うのでしょうか?
ちょっと実験してみましょう。
ここに2つの眼鏡を用意しました。
1つは、あなたをまっすぐ見つめる、まっすぐメガネ。
もう1つは、全然見てない、流し目メガネです。

さぁ、ここに挨拶ロボを用意しましたよ。

頭のボタンを押すと、挨拶します。
このロボに、2種類のメガネをかけて、
みんながどう感じるかを実験してみましょう。


さぁ、みんなはどう感じたでしょうか?

流し目:
「腹が立った。」
「誰に話してるかわからなかった。」
「嫌だった。」
まっすぐ:
「よかった。」
「嬉しかった。」
なるほど!
目を見ているのと、見ていないのとでは、受け取る人の感じ方が全然違うようですね◎
では、恒例の劇、見てみましょう。
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工藤さんと谷口さんはおままごとをしています。

工藤「このレンジ、すっごくよくできてるよねー。」
谷口「ねー本当に回るのがすごいよねー。」
工藤「色もかわいくて私大好きー。」
谷口「ねー、工藤さん?」


さぁ、この感じ。
違いは伝わるでしょうか?
目を見てくれた方が貸してあげたい気持ちになったと、工藤さんも言っていました。
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お次は、松村さんと渡部さんがお絵かきをしていますよ。
松村「渡部さん、絵上手だねー。」
渡部「いやー全然。松村さんの方が上手だよ。」
その時、立ち上がった松村さんが、机を蹴って揺らしてしまいました!
ガタンッ!

渡部「あぁっ!」
せっかくの絵が台無しになってしまった渡部さんに、
松村さんが一言。


うっ!
目を見ないで謝られても、何にも気持ちが伝わってきません!
目を見て謝ってくれたなら、間違ったとしても誠実さが伝わります。
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目を見て話せば、「お願い!」って気持ちも、「ごめんね!」って気持ちも、「ありがとう!」って気持ちも、ずっとずっと伝わりやすくなります ☺︎
『 目は口ほどに物を言う 』
というように、目は相手に全てを伝えてしまうのです◎
だから、いつも誠実に◎
間違ってボールをぶつけてしまったら、

「ごめんね。」とまっすぐな目で言いましょう◎
そしたら、お友達も
「大丈夫!全然気にしないで!」
って言ってくれると思います◎

物を貸してもらったら、
まっすぐな目で「ありがとう◎」と伝えましょう。

貸した相手も、「貸してよかったな。」と嬉しい気持ちになるはずです◎
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