SST 『ホンワカ弁』
- moshimoshisapporo
- 2020年6月24日
- 読了時間: 2分
あれ…。
なんだか今日のもしもし、嫌ーなムード。
みんな心の中が凍りついています。


ドンッ!
「どこ見て歩いてんですか!」
「あんたこそ気をつけなさいよ!」

「ねぇねぇ。…。ねぇ!菊地さん!」
「なんですか!大きな声で、うるさいなー!」

「ちょっとそのペン私が使ってたの!」
「ダメ!私が先に使ってたんだから!」
あらら。
みんな喧嘩してばっかり。
嫌です、こんなもしもし。
「さぁ、どうすればよかったのかな?」
子ども達に聞いてみましたが、子ども達にもわからない様子…。

小さい頃、菊地さんのおじいちゃんが言ってました。
「あったかい言葉をかけてあげたら、みんなの気持ちをあったかくすることができるんじゃよ。」と。
その昔、ホンワカ地方に伝わっていた暖かな言葉・「ホンワカ弁」。
ホンワカ弁で喋れば、本当にこの人々↑の気持ちに変化をもたらすことができるのでしょうか??
実践してみましょう!
ドンッ!
「どこ見て歩いてんですか!」
「あ、ごめんなさい!痛くなかったですか?」

お!
ホンワカ弁をかけてあげたら、沈んでた大庭さんの気持ちが暖かくなりました◎
☺︎「いいえ、こちらこそすみません。」
なんだかいい感じ◎
「ねぇねぇ。…。ねぇ!菊地さん!」 「あ、ごめんなさいよく聞こえなくて。」
「肩にゴミ付いてますよ。」
「ありがとうございます◎松村さんって、優しいですね。」

おぉ!
松村さんの心も笑顔になったみたい◎
☺︎「そんなことないです、菊地さんも素敵ですよ◎」
褒められた!
嬉しい◎
「そのペン私のなんですけど、使いたいですか?」
「私が先に使ってたの!」
「ぜんぜんいいですよ。私使ってなかったから、じゃんじゃん使ってください。」

☺︎「私も貸してって言えばよかったね、ごめんね。」
これは絶大な効果です ☺︎
ホンワカ弁を使うと、まるでホンワカしたケープに包まれたかのように、みんな心から暖まるみたいです。

みんな笑顔になって、もしもしは暖かな優しい空気で満たされました◎

すごーいホンワカ弁。
たった1人で世界を変えられるかもしれません ☺︎

劇の後みんなで、こんなグサリ弁(相手を傷つけちゃう話し方)は、どうやったらホンワカ弁に訳せるのか、話し合いました。
「うるさい!」→「ちょっと静かにして。」
「やめて!」→「後で遊ぼうね。」
などなど。
もしもしの子ども達はちゃんと、ホンワカ弁を知っていましたよ ☺︎
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