2つの嘘
- moshimoshisapporo
- 2019年12月10日
- 読了時間: 2分
嘘をつくことは、結果自分を苦しめることに繋がりますよね。
『オオカミ少年』のお話は、「嘘をついていると人から信用されなくなる。」と教えています。
「嘘をつくと、エンマ様に舌を抜かれる。」
「嘘をつくと、嘘をつき続けなくてはいけなくなる。」
「嘘をつくと、自信を持って人と話ができなくなる。」
このような道徳は、繰り返し繰り返し伝えられなくてはいけません。
将来自分で経験したときに、「あの教えは本当だった。」と感じてもらえるのなら、
お母さんが口を酸っぱくして言い重ねた甲斐があったと言えるでしょう。
もしもしの子ども達にも、「嘘をつかない方がより簡単な人生を送れるのだ。」と教えたいのです。
そこで考えたのは、明日使えるトリビアを植え付けてしまおう大作戦です。
『他人のためにつく優しい嘘を、White lie(白い嘘)と言う』
さぁ、明日すぐに学校でお友達に話したくなるのではないでしょうか ☺︎?
効率よく記憶に結びつけるには、『人に話すこと』なんだそうです。

今日はそんなトリビアも含めながら、2つの嘘についての紙芝居を読みました。
1つは、自分の欲望のために嘘をつき身を滅ぼしたオオカミの話『オオカミと7匹の子ヤギ』
もう1つは、おじいさんを助けようと茶がまに化けたタヌキの話『ぶんぶく茶がま』です。
同じ嘘つきでも、一方は幸せに、もう一方は川にドブン!
子ども達にはそんな風にお話しました。
その後、スタッフの菊地が用意した挿絵を用いて、

「お友達を転ばせちゃったのに、『僕やってないよ。』これは悪い嘘?白い嘘?」
「絵の下手くそなお友達に、『とっても上手だよ。』これは悪い嘘?白い嘘?」
と、クイズを出しました!
みんないっぱい手を上げて、
「ホワイト嘘!」
「やさしい嘘!」
と発表してくれました◎
みんなの中に、悪い嘘をつかないようにしようという意識が芽生えたかどうかはわかりません。 でも、繰り返し伝えていけたらなと思います。
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